上方修正で減益予想が一転して増益予想となった銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月の中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると経済の再開が進んだことで自動車や鉄鋼、海運など幅広い業種で業績の回復がみられ、この第1四半期の純利益は前年同期比で2.8倍となり、四半期決算が義務付けられた2008年以降では第1四半期として3年ぶりに最高益を更新したとのことです。

こうしたなか通期の業績予想を上方修正した企業も多くみられます。そこで今回は上方修正で減益予想が一転して増益予想となった銘柄をTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えば日本化薬(4272)では上方修正で二桁の減益予想が二桁の増益予想となったほか、ヒロセ電機(6806)でも一桁の減益予想が上方修正で二桁の増益予想となっています。

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