外国人持ち株比率が3ポイント以上上昇した銘柄は
東京証券取引所などが7日に公表した2020年度の株主分布状況調査の結果をみると金融機関や事業会社は持ち合い解消などで比率の低下傾向が続いているものの、新型コロナウイルスの影響下で株高やネット証券の利用浸透などを背景に個人・その他は前年度から0.3ポイント増の16.8%となったとのことです。また、外国人投資家なども0.6ポイント増の30.2%となり3年ぶりに30%を超えたとのことです。
こうしたなか今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象にこの1年で外国人持ち株比率が3ポイント以上上昇した銘柄をピックアップしてみました。そのなかでも特に外国人持ち株比率の上昇が目立ったのが日本化薬(4272)やソフトバンク(9434)で、日本化薬では13.8ポイントアップの31.9%となったほか、ソフトバンクも13.2ポイントアップの19.8%となっています。