コンセンサス予想を10%以上上回る増益予想を発表した3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの製造業を中心に下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8%を超す増益となったとのことです。そして2022年3月期も回復が続き前期比で9%余りの増益が見込まれています。

こうしたなか2022年3月期に増益を見込む企業も多くみられますが、今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからコンセンサス予想を10%以上上回る増益予想を発表したものをピックアップしてみました。例えばシャープ(6753)ではディスプレーで好調な市況が続くほか、複合機なども回復することから2022年3月期の営業利益が前期比で21%を超える増益となる見通しで、コンセンサス予想を20%近く上回っています。

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