3月決算企業の第3四半期決算も2月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によると上場企業の経常利益は世界的な景気拡大の恩恵を受ける企業がけん引し前年同期比2割近い増益となった模様です。そしてこのように好調な決算となるなかで通期の営業利益の見通しを上方修正する企業も少なからずみられるなか、投資のヒントでは上方修正で最高益更新の確度が一段と高まった銘柄を取り上げました。
しかし、会社予想が据え置きとなった最高益更新銘柄のなかにも上振れが期待されているものもあります。そこで今回は会社予想が据え置きとなった最高益更新銘柄のなかから、コンセンサス予想が会社予想を5%以上上回るものをピックアップしてみました。例えば前期に続いて最高益が見込まれるスズキ(7269)ではコンセンサス予想が会社予想を2割近くも上回っています。