株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか3月は上場企業の決算が最も集中することから多くの高配当利回り銘柄を探すことができます。そしてそうした銘柄のなかにはこの時期でも年間配当をまるまる受け取ることができる期末一括配当のものを探すことも可能です。
そこで今回は期末一括配当銘柄のなかから配当利回りが2.5%以上で、かつ経常増益予想のものをピックアップしてみました。そのなかにはNSユナイテッド海運(9110)のように配当利回りが4%を超えるものがあるほか、奥村組(1833)のように4%近いものもあります。また、馴染みのある銘柄としては配当利回りが2%台後半となっているヤマダ電機(9831)などもあります。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は3月27日です。