先月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表は先週末がピークで500社以上の企業が一日で決算を発表しました。そのため今週は決算発表を行う企業が一気に減少しますが、そうしたなかでTOPIX500採用銘柄に限ると昨日で全ての企業が決算発表を終えました。そこで今回は早速13日と14日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に集計してみました。
そのなかで株価が大きく上げたのが日本製鋼所(5631)で、通期の利益見通しを上方修正したことに加え、創立110周年に伴う記念配当の実施を発表したこともあって決算発表翌日に株価は急伸し10%余り上昇しています。一方で株価が急落したのが三菱マテリアル(5711)で、子会社でのデータ不正問題の影響などで業績予想を下方修正したことで9%近い下落となっています。