本日で2017年の取引も終わりとなりますが、今年を振り返ると衆議院選挙での与党の圧勝や好調な中間決算を受けて水準を切り上げた日経平均は11月7日に1996年6月に付けたバブル崩壊後の戻り高値(22,666円)を上回って1992年1月以来25年10ヵ月ぶりの高値を付けました。そしてその後も高値圏で推移したことで今年の日経平均は年間で19%の上昇となっています。
こうしたなか今回は2017年に活躍した銘柄を取り上げてみました。TOPIX500採用銘柄を対象に年間上昇率上位50銘柄をピックアップすると、工場の自動化や効率化に使われるFA機器が中国向けに伸びた安川電機(6506)やネット通販市場の拡大や人手不足を追い風に業績を伸ばしたダイフク(6383)、さらに半導体関連のSUMCO(3436)や東京エレクトロン(8035)などが上位に顔を出します。