4月に18,000円台前半まで調整する場面もあった日経平均はその後20,000円の大台を回復したものの、20,000円を超えると上値の重い展開がしばらく続きました。しかし、衆議院選挙での与党の圧勝や好調な中間決算を受けて日経平均は水準を切り上げると11月7日には1996年6月に付けたバブル崩壊後の戻り高値(22,666円)を上回って1992年1月以来25年10ヵ月ぶりの高値を付けました。

こうしたなか今年は上場来高値を付ける銘柄も多くみられました。そこで目標株価コンセンサスが今年に付けた上場来高値を上回り高値更新が期待されている銘柄をピックアップしてみました。例えば塩野義製薬(4507)では目標株価コンセンサスが今年の11月に付けた上場来高値を15%近く上回っているほか、三菱電機(6503)でも目標株価コンセンサスが10月に付けた上場来高値を12%近く上回っています。