7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期の決算発表も8月中旬に終わりました。したがって8月の第一週に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもずいぶんと進んだと思われます。そこで今回は8月4日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に3社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが為替の前提を見直したことで通期の営業利益の見通しを上方修正したトヨタ(7203)で、決算後に8社が目標株価を引き上げています。また、ミネベアミツミ(6479)と伊藤忠商事(8001)でも6社が目標株価を引き上げたほか、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)でも4社が目標株価を引き上げています。