7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期の決算発表も8月中旬に終わりました。したがって8月に入って早々に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもずいぶんと進んだと思われます。そこで今回は8月3日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に5社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも自動車メーカーで目標株価の引き上げが目立ち、決算発表の翌日に株価が9%近く上昇したスズキ(7269)では決算発表後に10社が目標株価を引き上げています。また、決算発表直後の株価は冴えない反応だったSUBARU(7270)でも7社が目標株価を引き上げています。さらに大手商社でも目標株価の引き上げが目立ち、三井物産(8031)と住友商事(8053)では6社が目標株価を引き上げています。