先月からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も終わりとなりましたが、東証1部上場の2月決算企業の決算を集計してみると前期の6%近い経常増益に続いて、今期も3%余りの増益が見込まれています。そしてこのように堅調な決算となるなか今期に最高益が見込まれる2月決算企業も少なからずみられることから投資のヒントではそうした銘柄を取り上げてきました。

今回はそうした銘柄のなかから過去の実績からみて最高益更新の可能性が高そうなものをピックアップしてみました。具体的にはこの過去5年間で経常利益の実績が期初予想を4回以上上回った実績を持つ銘柄をリストアップしています。そのなかでも良品計画(7453)と乃村工藝社(9716)、ベルク(9974)では過去5年全てで実績が期初予想を上回っています。