先月からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も終わりとなりましたが、東証1部上場の2月期企業の決算を集計してみると前期は6%近い経常増益となり、今期も3%余りの増益が見込まれています。そしてこのように堅調な決算となるなか、今期に続いて来期も最高益が見込まれる2月決算企業も少なからずみられます。

そこで今回は前期に最高益を更新し、かつ今期も二桁の大幅増益での最高益が予想される2月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばしまむら(8227)やニトリホールディングス(9843)では15%前後の増益で今期も最高益更新が見込まれ、ともに決算発表後に株価が年初来高値を付けています。また、3割を超す大幅増益での最高益が見込まれている不動産の決済事務サービスを提供するエスクロー・エージェント・ジャパン(6093)では決算発表翌日に株価がストップ高を付けています。