本日の日本経済新聞では、製造業の業績に強気な証券アナリストが増えるなか、業績予想の引き上げが相次いでおり、業績予想を引き上げた銘柄の割合から下げた銘柄の割合を引いて算出するコンセンサスDIが算出を始めた2004年10月以来で最高となったと伝えています。そこで今回は製造業でコンセンサス予想が大きく上昇した銘柄を取り上げてみました。

具体的にはTOPIX500採用の3月決算銘柄で決算発表前に比べコンセンサス予想が5%以上上昇し、その上昇したコンセンサス予想が会社予想を上回る製造業をピックアップしてみました。例えば経常利益のコンセンサス予想が決算後に1割近く上昇した新日鉄住金(5401)ではコンセンサス予想が会社予想を1割余り上回るほか、LIXILグループ(5938)でも上昇した営業利益のコンセンサス予想が会社予想を2割以上上回っています。