先月23日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も終わりとなりました。こうしたなか一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストの業績予想の見直しも相当程度進んだと思われます。そこで今回は1月中に決算を発表した銘柄で業績の会社予想は据え置きとなったものの、上振れが期待されている銘柄を取り上げてみました。

具体的には通期の営業利益の会社予想が据え置きとなったTOPIX500採用の3月期決算銘柄でコンセンサス予想が会社予想を10%以上上回るものをピックアップしてみました。例えば決算発表後にコンセンサス予想が1割以上上昇した四国電力(9507)ではコンセンサス予想が会社予想を5割以上上回るほか、同じく決算後にコンセンサス予想が1割以上上昇した中国電力(9504)でもコンセンサス予想が会社予想を3割近く上回っています。