先月からスタートした3月期決算銘柄の第2四半期決算発表も中盤に入ってきましたが、一早く決算を発表した銘柄ではアナリストの業績予想や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。そこで今回は1月23日から27日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算後に2社以上から目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのが日本電産(6594)で決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、日本電産に次いで目標株価の引き上げが多かったのが日立ハイテクノロジーズ(8036)で4社が目標株価を引き上げています。そのほかアドバンテスト(6857)やファナック(6954)、信越化学工業(4063)などでも3社が目標株価を引き上げています。
-
決算後に複数の目標株価の引き上げが目立つ銘柄はこちらからチェック
もう一つのヒント
週明けの決算発表スケジュールは
23日の安川電機(6506)からスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も一段と本格化しています。こうしたなか来週も多くの企業が決算発表を予定していますが、週明けなスズキ(7269)やトヨタ(7203)、三菱地所(8802)などが決算発表を行う予定です。