この上期は日本経済新聞社の集計によるとドル円が大幅な円高となったこともあって自動車や電機などを中心に製造業の17業種全てが減収となるなか、上場企業の経常利益は二桁の大幅な減益となり、通期でも小幅な減益予想となっています。しかし、そうしたなかでも最高益更新が予想される銘柄もあり、投資のヒントでは上方修正で最高益更新の確度が一段と高まった銘柄などを取り上げてきました。
そしてそうした銘柄のなかには上方修正された会社予想をさらに上回る水準での着地が期待されているものもみられます。そこで今回は上方修正された営業利益をコンセンサス予想が5%以上上回るものをピックアップしてみました。例えばタカラバイオ(4974)では上方修正された会社予想をコンセンサス予想が3割以上上回っており、大幅な上振れが期待されています。