10月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表も先月中旬に終わりましたが、中間期末に向けて大きく円高が進むなか為替の想定レートを円高方向に見直したことなどから折り返しの中間決算ということもあって通期の業績予想を下方修正する企業も目立ちました。しかし、その一方で通期の業績予想を上方修正する企業も少なくありませんでした。

そしてそうした銘柄のなかには上方修正で二桁増益での最高益更新がより確実となった銘柄もみられます。そこで今回はこれまでも二桁増益での最高益更新が見込まれていたものの、上方修正で二桁増益での最高益更新の確度がより高まった銘柄をピックアップしてみました。例えば10年ぶりに最高益更新が見込まれている丸一鋼管(5463)では、3割余りの増益での最高益更新が上方修正で4割近い増益での最高益更新予想となっています。