今日、或る会社さんのオフィスに伺ったら、受付に入った瞬間に、懐かしいというかアットホームな気持ちになりました。私が愛用するその会社のサービスを利用する場面には必ず漂っている香りがあるのですが、まさにその香りが受付に流れていたのでした。

五感の中で、嗅覚は、古の時代から、記憶を呼び覚ますものであったようです。古今集にも、「五月待つ花たちばなの香をかげば昔の人の袖の香ぞする」(読み人知らず)という歌があります。

いいなぁ香りのする会社って。概念的にそんな会社になりたいなと、そう思ったのでした。