先週末で2016年度の上半期も終わりとなりました。そこでこの上半期を振り返ってみると16,000円台後半でスタートした日経平均は4月下旬に17,000円台半ばまで上昇しましたが、6月下旬には英国の国民投票でのEU離脱決定を受けて15,000円を割り込む場面もみられました。その後持ち直した日経平均ですが、17,000円近辺では上値が重く7月中旬以降概ね16,000円台での推移が続いています。

しかし、こうした相場環境のなかでこの上半期に健闘した銘柄もあります。そこで今回は上半期に株価が10%以上上昇したにも関わらず、強気(強気とやや強気の合計)が7割以上と多く、さらなる活躍が期待されているような銘柄をTOPIX500採用銘柄のなかからピックアップしてみました。例えば原料炭の市況回復を好感し上期に2割近く上昇し年初来高値を付けた三菱商事(8058)では強気の割合が75%となっています。