東京の成長率が落ちてきていると云います。ニューヨークなどと比べても、スコアに大きな差があると云います。本件については色々な論点や考え方があると思うのですが、ひとつあまり語られていない論点を提供したいと思います。

東京は、お休みの日があまりにも多いと思います。年末年始はガラガラ。多くの人が帰郷もしくは旅行に出掛け、ガランと空いています。多くのお店が休むので、観光客もまばらです。飜って例えばニューヨークを見れば、そもそも株式市場なども元日の1日だけがお休みで、大晦日も1月2日もしっかりと開いていますし、数十年前なら格別、今は食べ物屋さんやその他お店も基本的に全て年中無休で開いています。

東京はゴールデンウィークやお盆も空いてます。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆を合わせると、東京は年間に15日くらい余計にお休みをしているのではないでしょうか?それは1年の実に4%に当たります。働き方改革とか、様々な論点もありますが、正月の東京、それも例えば銀座などの消費経済の中心地のゴーストタウンのような静けさを見ると、やはり日本は変わった国だなぁと思わざるを得ません。或いは逆に、日本にはお正月やお盆という文化があるので、それはヨーロッパに於けるバカンスのようなもので、その分生産性が落ちるのは自ら選んでいることであり、動ぜずに甘受すべきものなのかも知れません。そんなことをふと思った、年始でした。

さてマーケットは目を覚ました感もあります。頑張れーーーーー!