日銀がマイナス金利を導入し長期金利がマイナスとなる一方で、東証1部上場銘柄の配当利回りの平均は2%程度となり、配当利回りの魅力が増しています。こうしたなか3月は上場企業の決算が最も集中することから多くの高配当利回り銘柄を探すことができます。そのため投資のヒントでは今月に入って「日本代表で配当利回りが高い銘柄」や「増益予想で配当利回り3%以上の中型株」など高配当利回り銘柄を取り上げてきました。

今回は高配当利回り銘柄のなかから、決算期末が近いこの時期でも年間配当をまるまる受け取ることのできる期末一括配当で、配当利回りが3%以上、かつ経常増益予想の3月期末決算銘柄をピックアップしてみました。そのなかには学究社(9769)明和地所(8869)のように記念配当を実施することもあって配当利回りが4%を超えるものがあるほか、3%台半ばのものも幾つかみつけることができます。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は3月28日です。

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