上方修正で一転して最高益更新予想となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げの浸透、生成AI(人工知能)向けの需要増、業務の効率化による採算の改善などにより想定を上回るスタートを切った企業も多くみられ、そうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った銘柄もありました。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、上方修正で最高益更新予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えば東京エレクトロン(8035)は生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が伸びていることなどにより、5820億円とみていた通期の営業利益の見通しを6270億円に引き上げたことから、2023年3月期の最高益を更新する見込みとなっています。

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