決算発表後に目標株価の引き上げがあった3月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も2月中旬に終わりとなりました。それから2ヶ月程度が経過したことから目標株価や投資判断の見直しも一通り進んだと思われます。そこで今回は1月30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄(銘柄コード6000番台から9000番台の銘柄)を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがNEC(6701)です。国内の企業や官公庁のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が増え、ITシステムの受注が伸びたことなどにより第3四半期の営業利益が前年同期比で22.3%増となったことから決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、コマツ(6301)と大阪瓦斯(9532)でも決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。