第1四半期の営業利益が30%超の増益となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済活動の再開やサプライチェーンの改善などに加えて、円安や値上げなどを追い風に大幅な増益となった銘柄もあります。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の営業利益が前年同期比で30%超となった銘柄をピックアップしてみました。

例えばニデック(6594)は電気自動車(EV)の基幹装置の新モデルへの切り替えが奏功し、車載事業が黒字に転換したことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で34.7%増となっています。また、カルビー(2229)も新型コロナウイルス禍からの人出の回復で土産用製品などの売り上げが伸びたほか、6月までに実施した値上げで利益率が改善したことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で35.1%増となっています。

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