10%台の増益で2022年3月期の最高益を更新した3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、エネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業がありました。その一方で円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには最高益を更新した銘柄もあります。

そこで今回は2023年3月期に10%台の増益で2022年3月期の最高益を更新した銘柄をピックアップしてみました。例えばオムロン(6645)は電気自動車(EV)関連や半導体製造装置の工場向けなどに、ファクトリーオートメーション(FA)関連の制御機器事業が好調だったことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で12%を超える増益となり、2022年3月期の最高益を更新しています。

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