第1四半期に黒字転換を果たした3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月の中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると経済の再開が進んだことで自動車や鉄鋼、海運など幅広い業種で業績の回復がみられ、この第1四半期の純利益は前年同期比で2.8倍となり、四半期決算が義務付けられた2008年以降では第1四半期として3年ぶりに最高益を更新したとのことです。
こうしたなかこの第1四半期の業績が急回復した企業も多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかからこの第1四半期に黒字転換を果たした銘柄をピックアップしてみました。例えばNEC(6701)では流通や金融向けのシステム構築などが伸びたことなどから第1四半期の営業損益が黒字転換となっています。