第1四半期の利益が4倍超となった銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月の中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると経済の再開が進んだことで自動車や鉄鋼、海運など幅広い業種で業績の回復がみられ、この第1四半期の純利益は前年同期比で2.8倍となり、四半期決算が義務付けられた2008年以降では第1四半期として3年ぶりに最高益を更新したとのことです。
こうしたなかこの第1四半期の業績が急回復した企業も多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の利益が前年同期比で4倍超となった銘柄をピックアップしてみました。例えばTOTO(5332)では新型コロナウイルス禍で人々の衛生意識が高まったことなどから洗面所やトイレなどの水回り品が伸びていることで第1四半期の営業利益が前年同期比で4.8倍となっています。