3月決算銘柄の第1四半期決算集計速報

先週から3月決算企業の第1四半期の決算発表がスタートしています。スタートしたばかりということもあってこれまでは決算を発表する企業はそれほど多くありませんでしたが、それも昨日から一気に増えTOPIX500採用の企業に限っても昨日は1日で40社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に29日の決算発表を早速まとめてみました。

その結果をみると第1四半期決算ということもあって通期の業績予想を据え置く企業が目立ちました。しかし、そうしたなかで通期の営業利益の見通しを上方修正したのがファナック(6954)と村田製作所(6981)で、ファナックは国内外における設備投資需要の回復を背景に工作機械や産業用ロボットの販売が堅調に推移することから通期の営業利益の見通しを1484億円から1944億円に引き上げています。また、村田製作所も通期の営業利益の見通しを3200億円から3650億円に上方修正しています。

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もう一つのヒント

週明けの決算発表スケジュールは

3月決算銘柄の第1四半期決算発表が先週からスタートしています。本日が決算発表の集中日ともあって週明けは決算を発表する企業が一旦減ります。しかし、三菱重工業(7011)や三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)などマーケットでの関心が高い企業の決算発表が予定されています。

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