コンセンサス予想を大幅に上回る増益となった3月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8.5%の増収となったとのことです。こうしたなか増益となった企業のなかにはコンセンサス予想を大幅に上回る増益となったところもみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからコンセンサス予想を20%以上上回る増益となったものをピックアップしてみました。例えばホンダ(7267)では販売費の抑制やコスト削減の効果もあり2021年3月期の営業利益が前期比で4%を超える増益となりコンセンサス予想を20%余り上回っています。また、アイシン(7259)でもコンセンサス予想を33%近く上回る増益となっています。