減益ながら会社予想を大きく上回った3月決算銘柄は

先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8.5%の増収となったとのことです。したがって減益となった銘柄のなかにも会社予想を大きく上回ったものがみられます。

そこで今回は減益ながら実績が会社予想を3割以上上回った企業をTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えば三菱ケミカルホールディングス(4188)では2021年3月期の営業利益が前期比で67%余りの減益となったものの自動車用途を中心とした需要の回復が想定を上回って推移したことなどから会社予想の2倍の水準となっています。

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