減益予想に反して一桁の増益となった3月決算銘柄

先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8.5%の増収となったとのことです。したがって減益を見込んでいたにも関わらず増益となった企業も幾つかみられます。

そこで昨日は減益を見込んでいたものの二桁の増益となった銘柄を取り上げましたが、今回は一桁の増益ながら2021年3月期に減益予想に反して増益を確保した銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えばホンダ(7267)では2021年3月期に前期比で18%近い営業減益を見込んでいましたが、販管費の抑制などで4%余りの営業増益となっています。

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