二桁以上の増益となった12月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も終了となりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表でそれも先週で終わりとなりました。その結果をみると前期は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて減益となる企業も目立ちました。しかし、そうしたなかでも増益を確保し健闘した銘柄もみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから2020年12月期に二桁以上の増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば住友ゴム工業(5110)では中国や北米地域などでの販売回復や経費削減により大幅な減益を見込んでいた営業利益が二桁の増益となっています。また、日本ペイントホールディングス(4612)やナブテスコ(6268)でも減益予想だった営業利益が二桁の増益となっています。