10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞社の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による影響でこの上期の経常利益は前年同期比で3割を超す大幅な減益となったようです。しかし、減益ながらコンセンサス予想を上回って着地した銘柄も少なからずみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから上期の営業利益が減益となりながらもコンセンサス予想を5割以上上回った銘柄をピックアップしてみました。例えばトヨタ自動車(7203)では上期の営業利益が前年同期比で6割を超す大幅な減益となりましたが、新型コロナウイルスの流行で落ち込んだ新車販売が米国や中国を中心に想定以上に回復していることもあってコンセンサス予想を5割以上上回っています。

減益ながらコンセンサス予想を5割以上上回った3月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)