5社以上が目標株価を引き上げた銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算発表も8月中旬にほぼ終わりとなりましたが、それから2カ月以上が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り進んだとみられます。そこで今回は8月3日から5日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが特に目立つのがソニー(6758)で、第1四半期の営業利益が小幅な減益に止まりコンセンサス予想を大きく上回ったこともあって決算発表後に15社が目標株価を引き上げています。また、営業赤字を見込むコンセンサス予想に反して営業黒字を確保したスズキ(7269)でも13社が目標株価を引き上げたほか、日本郵船(9101)でも決算発表後に8社が目標株価を引き上げています。