3月決算企業の第3四半期決算も2月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によると上場企業の経常利益は世界的な景気拡大の恩恵を受ける企業がけん引し前年同期比2割近い増益となった模様です。そしてこのように好調な決算となるなか通期の営業利益の見通しを上方修正する企業も少なからずみられました。
こうしたなか以前の投資のヒントでは減益予想や一桁の増益予想で上方修正を行った銘柄を取り上げてきましたが、今回は従来10%台の増益予想だった銘柄で上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。例えば18%余りの増益予想だった出光興産(5019)は上方修正で50%を超す大幅な増益予想となっています。また、住友金属鉱山(5713)でも16%超の増益予想が上方修正で35%近い増益予想となっています。