2019年度の取引も一昨日で終了となりました。そこで昨年度の株式市場を振り返ってみると、昨年の3月末に21,200円程度だった日経平均は昨年の12月に24,000円台を回復すると米国市場で主要指数が史上最高値を付けるなか2018年10月につけたバブル崩壊後の高値(24,270円)に迫る場面もありました。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて2月に入って急速に下げ幅を広げる展開となりました。
この結果、日経平均の2019年度のパフォーマンスはマイナス10.8%となりました。こうしたなか昨日は株価が大きく上昇し健闘した銘柄を取り上げましたが、今回はTOPIX500採用銘柄を対象に下落率が大きかった上位30銘柄をピックアップしてみました。そのなかで下落率トップとなったのがJFEホールディングス(5411)で6割を超す下落となっています。また、ガンホー(3765)と日産自動車(7201)でも6割以上の下げとなっています。