10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算発表も11月中旬に終了しましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は米中貿易摩擦の影響もあって純利益が前年同期比で14%の減益となったようです。こうした厳しい状況のなかで過去の最高益には届かない見通しを出す企業も少なくありません。しかし、そうした銘柄のなかにも最高益更新が期待されている銘柄があります。
そこで今回は会社予想は最高益に届かないものの、コンセンサス予想が最高益更新となっている3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えば大林組(1802)の会社予想は小幅な営業減益で最高益に届かない見通しとなっていますが、コンセンサス予想では増益を確保し2019年3月期の最高益を更新する見込みとなっています。また、セコム(9735)の会社予想は小幅な営業増益に止まり最高益に届かない予想ですが、コンセンサス予想は2018年3月期の最高益を上回る見通しとなっています。
会社予想は最高益に届かないもののマーケットが最高益を期待する銘柄はこちらからチェック(PDF)