日本経済新聞の集計によると上場企業の2017年3月期の決算は、急ピッチで進んだ円高の影響で売上高が前の期に比べ3%減り減収となったものの、2年ぶりに増益となり過去最高益を更新しています。そして2018年3月期は増収増益となる見通しで、前期に続いて最高益の更新が期待されています。

こうしたなか今回は今期に営業利益で最高益更新が予想される3月決算銘柄のなかから、2割以上の大幅増益で前期に続いて最高益が見込まれるものをピックアップしてみました。例えばフラットパネルディスプレー向けに国内外の設備投資が活発化するなか装置の販売好調が期待されるブイ・テクノロジー(7717)では、8割を超す増益で前期に続いて最高益を更新する見通しです。また、アルミ圧延大手のUACJ(5741)でも4割近い増益で前期に続き最高益更新が期待されています。