先月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算も先々週で終了となりましたが、日本経済新聞の集計によると第1四半期の経常利益は5%近い減益となったようです。こうしたなかで第1四半期が減益となった銘柄も少なからずみられました。しかし、そうした銘柄のなかには減益となったものの、コンセンサス予想は大きく上回ったものもみられます。
そこで今回は営業減益ながらコンセンサス予想を1割以上上回ったものをTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えばアドバンテスト(6857)の第1四半期の営業利益は小幅な減益となりましたが、コンセンサス予想を5割近く上回ったことで決算発表翌日の株価はストップ高となっています。