4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月中旬に終了しましたが、日本経済新聞の集計によると前期は自動車や機械などの製造業の苦戦が目立ち純利益が小幅ながら3期ぶりの減益となってしまいました。しかし、こうしたなかでも減益予想ながら一転して増益で着地した銘柄もみられます。
そこで今回はそうした銘柄のなかから営業利益の会社予想は減益だったものの、実績が二桁の大幅な営業増益となった3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばバンダイナムコホールディングス(7832)では微減益を見込んでいましたが、結果は12%増益となったことから決算発表後に目標株価の引き上げが相次いでいます。また、東映(9605)でも小幅な減益予想に対して実績は3割を超す増益となっています。