10月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表も終了から半月以上が経過しました。したがって11月の第二週に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は11月9日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立ったのが東レ(3402)で、通期の営業利益の見通しを下方修正したものの決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、通期の営業利益の見通しを上方修正したダイフク(6383)と太陽誘電(6976)でも3社が目標株価を引き上げたほか、三井不動産(8801)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。