3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終了しそれから1ヶ月程度が経過しました。したがって8月の第二週に入って決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は先月6日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算企業を対象に決算後に2社以上が目標株価を引き上げた銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

先月6日に決算を発表した銘柄で複数の目標株価の引き上げがみられたのは太陽誘電(6976)とSUBARU(7270)、ソフトバンクグループ(9984)の3社に止まり、第1四半期の営業利益が5割を超す減益となったSUBARUでは目標株価の引き下げも目立ちます。しかし、第1四半期の営業利益が大幅な増益となった太陽誘電では4社が、そしてソフトバンクグループでは8社が決算発表後に目標株価を引き上げています。