今日は、懐かしい人とのやり取りがいくつかありました。ひとつは、私には乳幼児期に一緒に育てられたように近しかった幼馴染みがいるのですが、そのお姉さんと、生まれて初めてメールでやり取りしたこと。或る意味、メールって本当に便利ですね、こんなことが簡単に起きてしまうのですから。もうひとつは、インドの友人と久し振りにメールでやり取りしたこと。この友人は、インドでとても大きな会社を興し、経営しているのですが、ひょんなことから仲良くなり、以前に東京に来た時に、二人で鮨屋に行き、そのあとカラオケに行きました。彼は必ずしも裕福な家の出ではなく、英語は全てアバの歌で覚えたとのことで、次から次に延々と、アバの歌をまさに熱唱し続けたのでした。その彼に久し振りにメールを送ると、優しい顔の表情が分かるようなうきうきとした温かいメールが返ってきました。メールの最後に、リレーションシップが全てだね、と書いてありました。確かにそうですね。これからも人との関係は大切にしていきたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。