久し振りに垣間見た青空。やっぱり気持ちいいですね。空は青いと決まっていて、なんで青色になるかというメカニズムも理解していますが、それでも尚、なんでこんなに青いのだろう、と思ってしまいます。地面の上の景色は、時代と共に変わってきたことでしょう。道路も建物も違うし、田畑が造られたり、森や山だって削られたり、様々な変化があったことでしょう。しかし空は、それこそ天平の時代から、ほとんど変わっていないと思われます。

変わらない空の下で、地表で綿々と人類は様々な活動をしてきた。それを青空はずっと見てきた。何を見ても、青い色は変わらなかったのでしょうか。それとも青空も、地表の活動をずっと見ていて、やっぱり驚いたり呆れたりして、科学的には何かしらのチリが蓄積して、その青色も変わってきたのでしょうか。マーケットは、世界で起きている様々なことのリフレクション(反射・鏡)だと思いますが、空も或る種のリフレクションかも知れません。青い空をいつまでも見ていたいな。と、そう思うのでした。