減益ながら会社とマーケットの予想を大きく上回った3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業が多くみられました。その一方でエネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業がありました。しかし、そうした銘柄のなかには減益ながら会社やマーケットの予想を大きく上回ったものもあります。

そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算企業のなかから2023年3月期の営業利益が減益となったものの、会社予想とコンセンサス予想の両方を1割以上上回った銘柄をピックアップしてみました。例えば三菱マテリアル(5711)の2023年3月期の営業利益はエネルギーコストの上昇が響き前期比で5%減となりましたが、会社予想を16%以上、そしてコンセンサス予想を16%近く上回っています。

減益ながら会社予想とコンセンサス予想の両方を1割以上上回った主な3月決算銘柄はこちらからチェック