2023年3月期の営業利益が前期比で50%以上の二桁増益となった銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も15日でほぼ一巡となりました。その決算発表を振り返ってみると、エネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業もありました。しかし、その一方で円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に2023年3月期の営業利益が前期比で50%以上の二桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。

例えばコマツ(6301)では北米のインフラ投資、中南米や東南アジアの資源開発など旺盛な需要を追い風に値上げを進めたことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で54.8%増となり過去最高益を更新しています。また、リコー(7752)も企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援といったオフィス向けサービスなどが伸びたことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で96.6%増となっています。

2023年3月期の営業利益が5割以上の二桁増益となった主な3月決算銘柄はこちらからチェック