決算発表後に複数の目標株価の引き上げがあった3月決算銘柄は

昨年の10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算発表は11月中旬に終わりとなりましたが、それから2カ月程度が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り進んだとみられます。そこで今回は10月27日に上期決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に複数の目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが信越化学工業(4063)で、通期の営業利益の見通しは減益予想ながら一桁の減益に止まることもあって決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、HOYA(7741)でも上期の当期利益がコンセンサス予想を上回ったこともあって6社が目標株価を引き上げたほか、JSR(4185)でも決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。

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