決算集計速報

先月下旬から3月決算企業の上期決算発表がスタートしています。当初は決算を発表する企業もそれほど多くありませんでしたが、それも徐々に増え今週も多くの企業が決算発表を予定しています。こうしたなか昨日も1日でTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても20社の企業が決算を発表しました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に11日の決算発表を早速まとめてみました。

それをみると折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を修正する企業が比較的多くみられました。例えば大成建設(1801)では新型コロナウイルス感染拡大の影響が想定を下回っていることに加え、利益率の改善なども寄与し通期の営業利益の見通しを810億円から1200億円に引き上げています。また、三菱地所(8802)でも通期の営業利益の見通しを1850億円から1910億円に上方修正しています。

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もう一つのヒント

明日の決算発表スケジュールは

先月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表も終盤です。そのため決算を発表する企業も減少傾向にあります。しかし、明日も大手金融を中心に注目度の高い企業が決算を発表する予定で、日本郵政3社や三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、第一生命ホールディングス(8750)などが決算発表を予定しています。

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