7月下旬からスタートした12月決算銘柄の上期決算発表は8月中旬にほぼ終わりとなりましたが、それから1カ月以上が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだとみられます。そこで今回は7月中に上期決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立ったのがルネサスエレクトロニクス(6723)で、上期の営業損益が前期の赤字から黒字に転換したこともあって決算発表後に9社が目標株価を引き上げています。また、協和キリン(4151)でも4社が目標株価を引き上げたほか、JT(2914)とナブテスコ(6268)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に目標株価の引き上げがあった12月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)