10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算も先月中旬で終了となりましたが、10月中に一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り終わったと思われます。そこで今回は10月23日から25日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価の引き上げが特に目立ったのが信越化学工業(4063)で、上期の営業利益が小幅ながら増益を確保したこともあって決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、上期の営業利益が4割以上の大幅な増益となったネットワンシステムズ(7518)でも5社が目標株価を引き上げたほか、日本電産(6594)でも決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。